【庵治】大丁場 石の会 -世界に誇る最高峰 庵治石の郷-


丁場(ちょうば)
石材が採れる山。石を採掘する現場。

斑(ふ)
石の面に現れた色や質が異なる部分。斑点状、郡雲状など、一つとして同じではない石の天然の模様。

細目(こまめ)
庵治石と言えば細目。文字通り細かい石目の最高級石材。細目の中でさらに極上・上等・並にグレード分けされている。

中目(ちゅうめ)
細目に比べ、やや目が粗く多少白っぽく見える。明るい色調の石材。

目合い(めあい)
石全体の色合いや細かさ、斑の形状や浮き具合等々を総合した見ため。

カサネ(かさね)
製品ラインから取り除かれる天然原石の代表的なキズの一種。横に走るキズをカサネという。

ナゼ(なぜ)
石の構成物が長く帯状に集まったもので、連続した斑をこれと間違う場合もある。

黒玉(くろだま)
石を構成している鉱物のうち、色の黒い鉱物が一ケ所に集まってできた黒い斑点。

白玉(しろだま)
石を構成している鉱物のうち、色の白い鉱物が一ケ所に集まってできた白い斑点。

石切り(いしきり)
山から石材を切りとること。石材に加工すること。

石工(いしく)
石を彫ったり、採掘したりする石大工、石匠。

石目(いしめ)
岩石の中にある天然の木目のような流れ。全ての石には石目があり、その方向に割れやすい。

雲母(うんも)
花崗岩の主成分となっている鉱物。黒雲母はキララと呼ばれ、庵治石の中にはゴマ状に多く見られる。

花崗岩(かこうがん)
地球上に最も多くある石。通称みかげ石。さまざまな種類があるが、庵治石もこの花崗岩の類。

吸水率(きゅうすいりつ)
石が吸収する水分の量。目が細かく硬い石ほど水を含みにくく、強い。

硬度(こうど)
耐圧、耐伸、耐屈などの強度から総合的に判断する。石の硬さの度合い。

石英(せきえい)
純粋結晶は水晶。白色半透明で多くの石材に含まれている。石英が多い庵治石は白っぽく粗目になる。

長石(ちょうせき)
石英と同じく多くの石材で見られる鉱物。庵治石の成分でもある。